GINZA12月号「朝吹真理子のデザイナー訪問記」に、YUKI FUJISAWAデザイナーの藤澤が掲載されています。
デザインの道に進む前、心理学に興味があった頃のこと、さみしい思いを抱いていた幼少期の話など…。これまで家族以外に話したことのない「お父さんとの交換ノート」の話をした瞬間はおもわず涙してしまいました。取材後、『人間は生きながらに自分を癒せるのですね』と真理子さんが仰ってくださり、胸がぎゅっとなりました。いっとう大切な記憶を丁寧に残していただけて、とてもうれしく思います。
自分がものづくりの中で経年変化を尊びたいと思うのも、こうした人間の変化を受け入れたいという気持ちが始まりなのかもしれません。
作家の朝吹真理子さんとは今年の初夏に文學界の特集で出会い、共作をしました。心を裸にできたのも、あの濃密な時間があったからこそだなと思います。
お写真は新津保建秀さんです。ぜひご覧くださいませ。
from 藤澤ゆき
GINZA12月号 p.138「朝吹真理子のデザイナー訪問記」