YUKI FUJISAWA

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Foil lace series

ジュエリーのようなお洋服。心から愛せるものだけを、作るということ。

YUKI FUJISAWAから登場した、はじめてのお洋服は、まるでジュエリーを身に付けているような、きらきらとかがやく金銀箔のレースブラウス/ワンピースです。

これまでの制作のなかで触れてきたおよそ200着以上の中から、エッセンスを拾い上げ、新たなお洋服として作り上げました。

 

ですが、ヴィンテージをそのままオマージュするのではなく、いまの時代に適した素材や、着こなしの幅がひろがるようなデザインを施しました。

そして永くご愛用いただきたいから、見た目の可愛さだけを重視するのではなく、実際に日々の中でちゃんと楽しんでもらえるこだわりを随所にいれています。

 

 

永遠のあこがれ襟フリル

襟フリルのブラウスは、いくつになっても心ときめくもの。

何より、冬はニットとあわせてコーディネートするのが大好き! 厚手のまっしろなアランニットや、カシミヤのやわらかいカーディガンから、箔の襟をきらりと輝かせたい1枚です。

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しかし市販のフリルブラウスって、襟元が詰まりすぎていて、首が苦しい時があるのですよね…。

そこでYUKI FUJISAWAでは、ブラウスの上へ重ね着することを想定して、首もとのパターンにこだわりました。

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重ね着したニットのうえで襟がきれいに広がるように、台襟というパーツをつけています。襟を美しく立たせるためには必須の部位で、これによって襟が2センチほど立ち上がるようなデザインに。

(男性のシャツはネクタイをする用に作られているので、襟にすこし高さが出るようになっていますよね? その部分です。マスキュリンに見えるパーツなので、女性のブラウスにはあまり使われません)

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この工夫によってニットの厚み分の高さができあがり、フリルが綺麗にふわっと広がり、首もとにゆとりが生まれました。ゆったりストレスなく着られます。

こうした着ごこちはもちろんですが、見た目のバランスも美しくなるようしっかり計算しました。

首のうしろから前へ台襟の高さ低くしていくことで、顔まわりはすっきりとしたシルエットに。

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うしろ姿にも切れ込みのデザインを入れました。これによってうしろ姿も愛らしく、また、布が逃げるスペースを作ることで、フリルも美しく広がります。

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おうちでお洗濯できます

YUKI FUJISAWAのデザイナーである藤澤は、多摩美術大学テキスタイルデザイン学科を卒業。布や染色デザインを学びました。素材への偏愛は人一倍です。

今回はまず第一に、お洋服をまとった瞬間にハッとするような心地よい風合いを大切にしました。

ヴィンテージ特有の、さらりとして、やわらかくて、しっとりとした肌ざわり。純朴でクラシカルな印象を残したいと考えました。

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しかし風合い重視の素材はドライクリーニングオンリーなことも。ながく愛用するための必要経費なのだけど、着るたびにクリーニング屋さんに持っていくのはあまり現実的ではないなぁと…。

ということで「自宅でお洗濯ができる素材」をセレクトしました。

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汗や目に見えない皮脂などの汚れは、時間が経つとしみの原因になってしまいます。お洋服を長持ちさせるためには、こまめなお洗濯をおすすめします。

風合いのよさもありながら、着るたびにご家庭でしっかり洗える素材です。中性洗剤(エマールがおすすめ!)による手洗いで、やさしく押し洗いしてくださいね。

*こちらのお洗濯方法もぜひ参考にしてください。

 

皮脂よごれにちょっぴり強くなりますように

オーダーの後にアップデートした部分があります。首元のえりの内側と袖口は、どうしても皮脂などで汚れやすくなってしまう箇所です。その部分だけ、テフロン加工をしたより強い生地に変更しました! テフロン加工とは、優れた撥水性と汚れ防止機能がある加工で、これによって首回りなどが皮脂で汚れにくくなりました。

たくさん着てほしいから、いい状態がキープできるようアップデートしました。永く愛してもらえるための、細かなこだわりです。

 

好きなものは季節なんて関係ないんです

通年着られる目の詰まったコットン/ポリエステルのテキスタイルを使用しています。

ほんのすこしだけ透け感があります。春夏は単体でさらりと。秋冬はニットと重ね着するコーディネートにチャレンジしていただきたいブラウスです。

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ワンピースはVネックあきのデザイン。ボタンで前を開けられて、羽織りのように2wayで楽しめます。

金銀の箔レースをフリルにして、胸元にたっぷり贅沢にあしらいました。コットン素材なので軽やかでありながら、ジュエリーのような抜群の存在感があります。

胸元と、お袖に大きなフリルのギャザー。たっぷりと贅沢な箔レースを、ぜんぶで10mも(!)使いました。

そうそう。ワンピースですから、便利なポケットもつけました。リップやスマホを入れるのにもちょうどよいサイズです。

好きなものはいつだってそばに置きたいなあと思うんです。そのため、色は季節を問わずたのしめるホワイトとブラックに絞りました。

この先も愛してもらえるベーシックな心強いカラー。YUKI FUJISAWAのアイコンである箔がきらりと輝いて、ちょっぴり挑戦的なデザインです。

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1日中、しゃんと心地よく過ごしたい

今回使用したテキスタイルは反発性がある素材なので、シワになりづらいのもうれしいポイントです。

お気に入りの服を着て、1日中たのしい気持ちでいるためには、大事なこと。

デートのときに緊張してあつくなっちゃって、カーディガンを脱いだらブラウスがしわしわ!なんて悲しみも減りますように。ぜひ、これを着て好きな人とお出かけしてほしいなぁと思います。

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アイロンがけだって楽々

パリッとした無地のブラウスや、たっぷりした布のワンピースは、洗ったあとのアイロン掛けが大変なのですよね…。

今日あれを着たいなと思った時に、クローゼットから出して、シワシワになってるのを見た瞬間のテンションたるや。しかし頑張るぞ、えいや!と気合いを入れてスチームアイロンしてる間に、どんどん汗をかいてヨレていくメイク…。

そんな悲しみをすこしでも減らすべく、こちらはお手入れのしやすいポリエステル混です。

お洗濯のあと、かるくパンと張ってしわを伸ばしてから乾かすことで、アイロンの負担が減ります。(肩の部分をもって10回くらいパタパタと、ふってみてくださいね)

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汚れてしまっても、箔でもう一度生まれ変わらせるオーダーリペア

そして、YUKI FUJISAWAだけができること。

もしも着ているうちに汚れたりダメージができてしまった場合は、YUKI FUJISAWAへお送りください。

オリジナルデザインの箔プリントを重ねて、お洋服をもう一度よみがえらせるオーダーリペアをいたします。

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これまでNEW VINTAGEシリーズの全ての商品は、箔のお直しを承ってきました。

数々の古着に触れてきましたが、数十年の時を経てもなお輝きを放つ洋服は、だれかが愛情をこめて永く大事にしていたことが伝わってきます。小さなほころびのお直しに、手縫いのステッチや小さな布でパッチワークをした跡…。

これからYUKI FUJISAWAが新たに作り上げるアイテムも、おなじように永く愛されるアイテムになってほしいと心からの願いを込めて、オーダーリペアを承っています。お申し込みはこちらからどうぞ。

 

神は細部に宿る。ボタンだって抜かりなく!

お洋服の中でもひときわ小さいパーツの「ボタン」。1900s前半のヴィンテージドレスでは、時折とってもちいさなちいさな、貝ボタンがついていることがあります。

たよりなく儚げで、とても象徴的に、ちいさなボタンが贅沢にずらりと並んでいるものをよく目にします。一説によるとこうしたドレスはお手伝いさんに着させてもらうのが常だったそう。

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こちらは資料のアンティークドレス。この繊細なイメージをもとに、通常のお洋服につけるサイズよりも小さな8ミリの貝殻ボタンを採用しました。そして、糸の縫い方にも想いを込めて。

「鳥のあしあと」の縫い方で、ボタンをつけています。

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ふつうのボタンはバッテン「×」の形で止めますが、毎日の着替えがたのしくなるようにと、YUKI FUJISAWAではボタンひとつの縫い方にも思いを込めました。

そして一番上には、しっとりと艶めくパールボタン。着替えるときだけにちらりと見える、自分だけが知っているときめきポイントです。

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YUKI FUJISAWAではアパレルのコレクションのようにたくさんの新作は作りません。その代わり妥協なく、とっておきの1着になるようじっくり時間をかけて、大切に作り上げました。

小さなこだわりを積み重ねていきたいです。ものから発せられる輝きとなって、きっとあなたへ届くと信じています。

 

*こちらのアイテムは2020年5月に受注を終了しております。